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ゲートグルメジャパン有限会社

障害者雇用の取り組みについて

会社概要

 ゲートグルメジャパン有限会社は、外資系航空会社に向けた機内食の調理を手がけております。スイスに本社を置き、世界32ヶ国、124拠点の幅広い飛行場のキッチンネットワークにより、お客様にグローバルなサービスを提供する世界最大級の機内食ケータリング企業です。
 機内サービスに必要なアイテムを準備し、飛行機へ搭載するアイテムの確認業務、専用トラックで機内食カートや機内品を運送し、飛行機への搭降載業務、フライトアテンダントへのブリーフィングを主な業務としております。

働きかたの特徴

 ワークライフバランスを重視した7時間勤務を採用しており、完全週休2日制で、令和元年度の年間休日数は142日を予定しております。有給休暇取得率、産休育休の復職率100%を達成し、男性の育児休暇取得の実績もあります。このように、政府の掲げる「働き方改革」を1年前にすべてを達成しております。
 多国籍社員で構成された活気あふれる職場で、日本語と英語が公用語です。海外拠点スタッフとの交流やワークショップを多く開催しております。
 キャリア形成をサポートする各種資格取得支援制度(大型自動車運転免許、※HACCPに関する資格等)があり、働きやすい環境の中で、キャリアアップのチャンスが豊富です。
※HACCP…食品の製造・加工において、原料から最終製品にいたるあらゆる作業工程で衛生および品質管理をチェックする方式

働きたい意思を尊重する

人事部長 須藤豪久氏に障害者雇用の取り組みについて伺いました。

Q1.現在、何名の障害のある方を雇用していますか?また、彼らが行う業務内容を教えてください。

A1.現在、知的障害者5名、精神障害者3名、身体障害者1名を雇用しております。この内2名は就業時間が20時間未満のため、障害者雇用の実績にはなりませんが、本人の働きたいという意思を尊重して受け入れております。
 障害特性や職場への適応性を考慮して様々な業務を用意しております。機内食を調理するための調理器具や食器、野菜の洗浄業務や盛り付け業務、野菜のカッティング業務を任せております。

隔たりのない職場環境を考える

Q2.障害者雇用の考え方を教えてください。

A2.障害特性に応じて配属先を選定しますが、基本的な考え方として特別な扱いはしません。なぜなら弊社では、障害は特別なことではないという思想があるからです。私には「障害者」という言葉があること自体に違和感があります。障害に対する知識を持つことが差別をなくすことに繋がるのではないでしょうか。
 多様化(ダイバーシティ)というワードが、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多々あります。弊社でも性別や人種の違いに限らず、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、その中の一つである「障害」も同じ視点で捉えています。同じように接し、隔たりのない労働環境を作ることを考えています。広く人材を活用することで、会社組織の活性と生産性を高めようと考えております。

ワークライフバランスの重要性

Q3.今後の展望をお聞かせください。

A3.現在、9名の障害のある方を雇用しておりますが、今後は20名の常用雇用を目標としております。
また、働いている方々が自立した生活を送れるようになることも考えております。そのためには、自立できる環境を整えることが企業の役割であると考えております。弊社では、障害があるからといって賃金を安くするということはしません。同じ賃金で雇用する以上、障害のある方も一人の戦力として考えているため、しっかりと働いてもらいますが、ストレスを与えないサポート体制を整備しております。
 弊社では、社員のワークライフバランスも重要視しております。7時間勤務、年間休日140日、有給休暇取得率100%の達成もそれに含まれます。7時間勤務を他の企業の労働時間と比べると年間約1.8ヶ月の労働時間の差があります。この時間を子供との余暇や自分の趣味や研鑽に充ててほしいと考えております。労働時間以外の時間の充実が、仕事の充実に繋がることでしょう。

(文責 就業支援担当 平川智則)