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  3. 第78号
  4. 障害者雇用の取り組みについて

障害者雇用の取り組みについ

太平洋セメント株式会社 中央研究所
太平洋サービス株式会社 佐倉事業所

会社情報

 太平洋セメントグループは、国内セメント事業、資源事業、環境事業、海外事業を中核に「環太平洋におけるリーディング・カンパニー」を目指し、グローバルに事業を展開しています。また、大量の廃棄物や副産物の処理・再資源化が可能なセメント工場の特性と、長年培ってきたリサイクル技術を生かし地球環境保全と循環型社会の実現に貢献してまいります。

暮らしを守り、社会を支える。

私たち太平洋セメントは、セメント・コンクリートの可能性を広げます。

 悠久の時代から、暮らしを支え続けてきたセメント。
 ある時は冷たい雨や風から人々を守り、またあるときは人や文化の交流をつなぐ。セメントは多くの役割を果たす素材として使われ続けてきました。
 自然の猛威に抗うことはできなくても、人間には自然と折り合いをつけながら暮らしていく知恵があります。日々の暮らしをさらに快適なものにするため、セメントにできることが沢山あります。
 増え続ける廃棄物の処理は現代社会における喫緊の課題です。セメント産業では廃棄物をセメントの原燃料にする技術を開発することで、最終処分場の延命などにも貢献しています。
 セメント・コンクリートの持つ力があらためて認識されている今、時代に求められる技術で社会にもっと寄り添っていく。
 私たち太平洋セメントは、そのための革新を続けていきます。

(引用:太平洋セメント株式会社ホームページ/会社情報
URL:http://www.taiheiyo-cement.co.jp/company/index.html

太平洋サービス株式会社 佐倉事業所

 太平洋セメントでは、3社の特例子会社を設立していますが、その内の1社が太平洋サービス社であり、中央研究所に同社の佐倉事業所を設置して障害者雇用を行っています。太平洋サービス佐倉事業所では、知的障害者2名、精神障害者1名、身体障害者2名が働いています。その内1名は、産後休暇中です。

総務グループ業務チームリーダー坂口顕広氏、関根雅史氏から障害者雇用の取り組みを伺いました。

多様性を尊重する環境づくり

Q1.障害者雇用のきっかけを教えてください。

A.多様性を尊重することは持続可能な社会形成の原則であり、企業の社会的存在価値を高めます。また、多様な人材が個々の能力を最大限に発揮できる職場環境づくりが企業の経済的価値も生み出していきます。その一環として障害者雇用を進めています。

業務を明確にする

Q2.雇用している障害者の業務内容を教えてください。

A.紙再生事業(3名)と事務職(2名)の2つの職種があります。紙再生事業(上部写真の3名)では、不要となった用紙を再生紙にリサイクルして、コピー用紙、名刺、メモ用紙などとして社内で利用する事業です。具体的な作業としては、ホチキス針を除去するなどの前処理、専用の機械装置への投入、仕上がった再生紙の汚れや皺などの品質チェック、ロット毎の包装・梱包、残渣の処理・廃棄などを行っています。事務職は、経理伝票の起票作業を中心に、受付業務、電話対応、ファイリング作業、館内放送などを行っています。

細やかな配慮と「育成する」という心がけ

Q3.障害者への配慮や業務の工夫などを教えてください。

A.能力を最大限に発揮してもらい、やりがいを感じながら次のステップを目指し、長く働き続けることが理想と考えており、そのために、障害の内容や特性に応じた業務配分や育成を心がけています。理解を促すために、掲示物も含めて分かりやすく伝えることが大切と考えています。また、安全な作業を行うためにも、作業前KY(危険予知)や、自ら考える習慣付けを意識して指導しています。身体的・心理的負荷に配慮して出社時間を遅くすることや、通院休暇制度(有給休暇)の運用も行っています。

特別なことではなく自然に受け入れる

Q4.障害者雇用を通じて社内での変化や雇用において難しいと感じたことを教えてください。

A.障害者が在籍していることが特別なことではなく自然に受け入れられているように感じています。障害の内容や個性は多様であり、全員に対して同じアプローチというわけにはいきません。要領を得ない部分も自覚しており、日々試行錯誤しながらも、支援機関のサポートを受け、従業員と向き合っているところです。採用に関しては、障害の内容に応じた配属先の調整や指導役の配置に難しさを感じます。

(文責 就業支援担当 平川智則)