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障害者雇用の取り組みについて

聖隷佐倉市民病院

病院概要

 聖隷佐倉市民病院の前身は、1874年に創設された東京鎮台佐倉営所病院に遡ります。1945年の厚生省への移管とともに国立佐倉病院として腎疾患治療の政策医療を担っていましたが、2004年3月にキリスト教精神の隣人愛に根ざした患者本位の医療を理想とする聖隷福祉事業団に移譲され、現在に至ります。130年の歴史を持ち、佐倉市、成田市、印西市、四街道市、八街市、酒々井町を中心に多くの患者さんが継続的に通院されています。当初は新病棟と透析センターのオープン、2010年に手術棟の増築、リハビリセンター・放射線治療部門の開設、2014年には外来棟と透析センターの増築、健診センターの移転新築をしました。聖隷佐倉市民病院は、開院時より病院理念として分け隔てすることのないおもてなし精神である隣人愛精神を持って患者本位の良質な医療を行っている病院です。

日本医療機能評価機構認定病院

 聖隷佐倉市民病院は、(公財)日本医療機能評価機構が策定する評価に基づき、病院の理念、医療の質や情報の提供、患者サービス等の機能について審査を受け、評価基準の達成病院として認定されました。

千葉県がん診療連携協力病院

 聖隷佐倉市民病院は「千葉県がん診療連携協力病院(胃がん・大腸がん・乳がん)」に指定されています。厚生労働省が指定する「がん診療連携拠点病院」に準じた医療を提供できる病院として、質の高いがん診療を提供しています。

病院スローガン

 職員が働く心のよりどころとして「笑顔に応えていく、笑顔で広げていく」という病院のスローガンを作りました。このスローガンには患者さんと職員、そして職員同士も笑顔で向き合う、笑顔の絶えない医療を提供していきたいという思いが込められています。患者さんが安心して治療に専念できるような環境を作り、患者さんに優しく、丁寧に接していくことを心掛けています。

(引用:聖隷佐倉市民病院パンフレット)

インタビュー

総務課課長補佐
門奈陽輔 氏

Q.現在、何人の障害のある方が働いているのかを教えてください。

10名の障害者雇用実績

 事務職、清掃業務、調理補助業務に10名の障害者が勤務しています。
 今後も障害のある方々が働ける業務拡大を模索し、院内でできる仕事を日々考えております。
 また5名以上の障害者を雇用している事業所に選任が義務付けられている障害者職業生活相談員を私が担っており、当院で働いている10名の障害のある方々の職務内容、環境整備、職場生活などの調整や適応についてのフォローを行っております。

Q.障害者職業生活相談員として取り組んでいることについて教えてください。

障害者雇用を成功させるために

 病院の中には多くの部署があります。そのなかで障害のある方が働ける部署を探し、仕事を開拓することも大切ですが、雇用するにあたって各部署に確認していることがあります。実際に障害のある方が働く職場担当者に「どのような障害者を受け入れられるか」「どのような業務をお願いしたいか」「どのような支援があれば受け入れができるのか」などの聞き取りをしています。やはり障害のある方が安心して円滑に働くためには職場環境の整備や職場の方の意見や理解がとても重要だと考えております。そのためにトライアル雇用制度を利用し、積極的な障害者雇用をチャレンジしています。

Q.障害のある方が継続して勤務するために考えていることを教えてください。

障害のある方を戦力として雇用している

 障害のある方の強みや特性を理解することももちろん大切ですが、当院での雇用方針では障害のある方を福祉的な雇用をするのではなく、戦力として考えています。障害があるからといって過保護や特別扱いをせず、一人ひとりの可能性を見出し、その人らしく働けるように職場の職員と連携しています。

Q.今後の展望について

これまで障害者職業生活相談員として障害者雇用に取り組んできましたが、引き続き障害のある方が活躍できる業務を開拓できないか模索していきます。また入職した方の状況を定期的に確認し、安定して仕事ができているのかをきめ細かやかに見ていきます。組織としても社会福祉法人としての役割を考え、責任を果たしていきます。今後も障害者就業・生活支援センターのご協力をいただき障害者雇用を進めていきます。

(文責 サービス管理責任者 山口 諭)