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障害者雇用の取り組みについて

株式会社新晃 千葉中央常温センター

センター長 松澤 祐二 氏

会社概要

 株式会社新晃は、大手商社グループ企業の食品流通部門を担う「株式会社日本アクセス」の100%出資会社として、大手スーパー・コンビニエンスストアへ向け、高い物流品質を提供しています。
 特に「ドライ・チルド・フローズン」は、それぞれの商品特性に合わせた3温度帯の適温輸送により、高い物流品質、サービスへの信頼を築き、安定した業績を確保しています。
 将来に向けて更なる飛躍を目指し、スタッフの大幅増員を計画しています。

平成28年度 障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰

 平成28年9月6日に、丸の内MY PLAZA 4階MY PLAZAホールにて、障害者を積極的に多数雇用している事業所として、※障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰を受賞されています。

※障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰
 障害者を積極的に多数雇用された事業所、永年にわたり障害者の雇用の促進と職業の安定に貢献された団体又は個人、模範的職業人として長期勤続されている優秀勤労障害者に対して、厚生労働大臣表彰及び高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰が行われます。

今では10名を越す障害者雇用

■障害者雇用のきっかけを教えてください。
 障害者雇用のきっかけは、障害者雇用率を達成するためでした。
 最初は、どのような仕事を切り出すか、どのような配慮が必要か、どのように採用したらいいのか、わかりませんでした。
 そのため、ハローワークや支援機関が主催する障害者雇用に関するセミナーへ積極的に参加した結果、障害者雇用について徐々に理解することができました。
 今では10名を越える障害のある方が働いており、仕事の定着率も年々安定してきました。

  • 広々として働きやすい職場
  • 仕分け、ピッキング、梱包、搬出の作業

働きやすい方法を模索する

■障害のある方を雇用するための配慮について教えてください。

障害のある方を雇用するにあたって、現場から「どのように接したらよいのか」「何をやってもらうか」などの不安な声がありました。そのため、支援機関への相談や、同業他社の障害者雇用担当者に相談しました。また、障害者雇用セミナーに参加したことにより、現場の従業員にも理解を得られるようになりました。
 障害のある方への配慮として、知的障害のある方には、わかりやすく具体的に伝えて、作業手順書を大きな文字で作成し、わかりやすく説明しています。
精神障害のある方へは、短時間勤務で働けるように休憩時間を細かく入れるとともに、通院しやすいような勤務シフトを組んでいます。
今後も、彼らが働きやすい方法を考えていきます。

個々の特性を把握する

■雇用において難しく感じたことを教えてください。

 障害のある方の個々の特性を把握することに難しさを感じています。とはいえ、個々の特性は、障害のある方に限らず、我々にもあることですね。
 その特性を把握し、特性に合った仕事を割り振ることが重要であると感じています。これにより、彼らの仕事に対するモチベーションや作業効率が大きく変わってきます。
 そのため、個々の特性、得手不得手を見抜き、それに応じた部門に配置転換を行い、一日を通して作業ができるように工夫しています。
 難しいことではありますが、これを解決することで大きな戦力へと変えることができます。

インタビューを終えて

 松澤祐二センター長は、日ごろから障害のある従業員を観察し、如何にして働きやすい環境になるかを考えられています。また、小池和彦副センター長は、障害のある方に気さくに話しかけ、場を盛り上げる働きかけをされています。
 私の考えでは、仕事は真剣に取り組むべきではあると思いますが、厳しすぎて窮屈になる職場はあまり良くないと考えています。
 真剣に仕事に取り組む職場と明るい職場のバランスが取れていると感じました。

(文責 生活支援担当 若曽根俊之)