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人間性の成長を求めて

光明木鶏会

 社会福祉法人光明会は平成27年3月から「光明木鶏(もっけい)会」を開催しています。『木鶏会』とは、人間学を学ぶ月刊誌「致知」を使った社内勉強会です。毎月1回、就職するなら明朗塾、就職するなら明朗アカデミー、障害者就業・生活支援センターの3事業所で開催しています。
 平成29年8月26日に開催した光明木鶏会は、就職するなら明朗塾の研修棟で全職員が参加しての開催でした。約60名の職員が4人1グループに分かれ、それぞれ感想文をひとりずつ発表し、仲間がそれを聞いた感想を発表します。その際、必ず「美点凝視」をします。「美点凝視」とは相手の長所を指摘して位置づけること、相手の優れた部分を取り出し、魅力として訴え、勇気づけるというものです。互いに美点凝視を行うことで相手の新たな一面に気づき、知ることができます。その相手の良いところに「気づくことができる」ということは普段のお客様への支援に必ず繋がります。短所ではなく長所を発見し、褒めて伸ばすのです。
 全職員参加の木鶏会ということで、普段は別の事業所で働く職員と同じグループになるということもあり、いつもにも増して職員の笑顔が溢れています。「致知」平成29年9月号の中から自分が気になった記事を読んだ感想発表というのがルールです。各グループから最も心に響いた感想を発表した人がグループの代表となり、全職員でその感想を共有します。今回はその代表者二名の感想をご紹介いたします。

(文責 相談支援専門員 幸島 繁)

副施設長 兼坂 渉

読んだ記事のタイトル:閃き

 今回の巻頭の言葉、特集を読み、積み重ねる大切さを改めて強く感じた。現在、就職するなら明朗塾での作業に本格的に入らせていただいてから早、二週間弱。3年前、指導員として異動してきた自分を思い出す。就職するなら明朗アカデミーで2年働き、就職するなら明朗塾への異動が決まり就労継続支援事業B型での作業に参加することになった。当然、農業のことなどは一つもわからないスタートであったので戸惑いの連続であり小澤定明理事長からは毎日のように愛のあるお叱りを受け毎日の作業に参加していた。その中で理事長からいただいた言葉を覚えている。朝、出勤し作業場に向かい、準備をしていたところ理事長から「あの野菜はどうだ?」と言われ私は「昨日、見たらまだ収穫時期ではなかったかと思います。」と答えたら理事長が「馬鹿野郎!今どうだったか聞いてるんだよ。昨日と今じゃ野菜は全然違うぞ!人と違って野菜は良いも悪いも言えないんだからちゃんと見てやれ。」この言葉が私の胸に刺さった。まさしく作物の育成に関わるということは毎日毎日、気持ちを新たに同じことを飽きずにやり続けることが肝心でありそれは日々の業務である支援とも同じだと感じた。昨日と今は違う、現実は「今」にしかないことを学んだ。なんの巡り合わせかあれから3年経ち、また私は農作業に参加している。あの時の自分より少しは成長していると信じ就職するなら明朗塾の「働く」支援をさらに追求していきたい。

発表者職氏名:指導員 鈴木卓也

読んだ記事のタイトル:考え続ける先に閃きが生まれる

 いちやまマートに勤務する勝俣千恵子氏はパートタイマーでありながら、次々と魅力ある売り場づくりに挑戦し、果物だけで一か月で二千万円もの売り上げを上げた実績を持つ。それは、いちやまマートがパートタイマーでも一所懸命努力して頑張れば、きちんと評価されるからではないだろうか。自分に置き換えた場合どうだろうか、評価されているのか?その実感はない。努力や頑張りが足りないからだろうか、それとも評価する体制が整っていないからだろうか、その両方だろう。今自分が出来ることは、今以上に一所懸命頑張り努力するというこちらの方だ。
 また勝俣千恵子氏は後悔しない生き方ということもこのインタビューで話している。仕事に家庭にご主人のお見舞いと、やらなければ後悔すると、全部やりたいからやったとのこと、その時の生活は凄まじい、朝七時にお店に来て、十七時に仕事を終えると、そのまま車で一時間半かけて病院に見舞いにいく。深夜十二時頃までいて、それからまた家に帰って寝ると、翌朝には子供たちのお弁当をつくるので、五時半くらいに起きる。そんな生活をしていたそうだ。ご主人様は結局亡くなられたそうだが、後悔はあまりなかったそうだ。
 私は高校野球の最後の夏の試合で負けた時、周りの同級生は泣いているのに、自分はやり切った充実感で逆に笑顔になった。そこに後悔がなかったからだろう。仕事でもそんな充実した感じで定年を迎えられるように、仕事に取り組んでいけたらよいなとこの記事を読んで思いました。