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就労移行支援に期待する役割

オピニオン

社会福祉法人生活クラブ 事業本部 事業部 企画課 尾内保之

 「白井市くらしと仕事のサポートセンターでは、平成27年4月より、白井市内にお住いの方を対象に、生活の困りごとの解決や自立に向けたサポートをしている。
 白井市内には、これまで就労継続支援A型、B型の事業所しかなく、就職へのトレーニングやサポート面が弱かったように感じる。しかし、就労移行支援事業所として就職するなら明朗アカデミー・白井キャンパスが出来たことで、これまで法人で蓄積してきたノウハウを基に、就職に向けたトレーニングやサポートを受けることで就職への道筋が開け、就労継続支援事業A型、B型から就労自立へのワンクッションとしての役割を期待したい。
 我々も定着支援には入るが、企業側への支援は出来ていないのが現実であり、支援の限界を感じることがあった。就労移行支援は、定着支援に入れることが強みなので、その強みを活かすとともに、就職した方達のOB・OG会に力を入れるなど、定着支援にも力を入れていって欲しいと思っている。
 また、白井市では、7040(70歳の親、40歳の子どもの引きこもり)が問題になっている。引きこもり状態になっている家庭には、障害のある方がいるケースも多くあるので、家族支援をしながらも、できるだけ早く医療に繋げるなどの対応が求められる。これには包括的な支援体制の構築が不可欠であり、自立支援協議会などを通じて、支援機関同士の横のつながりを大切にする必要があると強く感じている。
 これからも障害のある方の就労を通した自立に向け、密に連携しながら支援していきたい。」

 尾内氏には、平成29年4月15日に就職するなら明朗アカデミー・白井キャンパスで「精神障害とともに歩み、働き続けるためのセルフコントロール」について話していただきました。これまでの障害のある方との相談支援の現場で培ってきた経験やセルフコントロールの重要性は、今後の支援に活かせることがたくさんありました。今後も障害のある方の支援だけでなく、支援者としての姿勢を学んでいきます。

(文責 サービス管理責任者 野澤明香)