梅雨の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 明朗塾 看護部長小澤の最近気になったニュースをご紹介いたします。

季節はずれのインフルエンザ

 沖縄県や北海道、岩手県などを中心に4月中旬以降、インフルエンザが流行し始め、その後、じわじわと流行地域が拡大する傾向にあることが、国立感染症研究所感染症情報センターの定点観測調査で分かった。
 同センターは「冬のように大規模流行に至る恐れはない」としながらも、「うがいと手洗いの励行」を呼びかけている。
 同センターが、全国5000か所の指定医療機関を通じて行っている定点観測調査によると、今年のインフルエンザの流行のピークは1月下旬で、1医療機関の週あたりの平均患者報告数は32.37人。例年通りその後、減少を続けていたが、この1医療機関の週あたり平均患者報告数の減少が4月中旬には0.63人で頭打ちに。5月下旬には全国的な流行と認定される1.0人まで逆に増加し、現在も増える傾向にあるという。5月下旬の1.0人は、過去5年間の平均(0.26人)の約4倍にあたる。

引用:読売新聞 - 6月14日23時16分更新

インフルエンザ流行レベルマップ

2006年第22週 (5月29日〜6月4日)  2006年6月13日現在
感染症発生動向調査によれば、全国レベルでの定点当たり報告数は第22週は0.99とほぼ横ばいであった。都道府県別では、沖縄県(12.6)、北海道(4.0)、岩手県(3.7)、秋田県(3.0)、長崎県(2.4)、熊本県(2.4)、青森県(2.0)の順となっている。
 注意報レベルのみを超えている保健所地域は6箇所(北海道2、岩手県1、鹿児島県1、沖縄県2)であり、警報レベルを超えている保健所地域1箇所(北海道1)である。特に沖縄県本島地域では、インフルエンザの患者発生報告数は2週連続で大きく増加している。
 2005年第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型1,318件(26.1%)、AH3(A香港)型3,399件(67.4%)、B型328件(6.5%)の計5,408件が報告されている。第16週以降は、B型の検出の割合が高いが、沖縄県からはAH1型ウイルスの分離報告もみられている。
 厚生労働省・感染症サーベランス事業により、全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数が週ごとに把握されています。

過去の患者発生状況をもとに設けられた基準値から、保健所ごとにその基準値を超えた場合に、注意報レベルや警報レベルを超えたことをお知らせする仕組みになっています。
 これらはあくまで流行状況の指標であり、都道府県として発令される「警報」とは異なります。

引用:国立感染症研究所 感染症情報センター